子供が年少になりたての頃、ママ友から「民間の学童予約したよ」という話を聞いて「学童?小学校入学は3年後だし、気が早いなぁ」なんて悠長に考えていたのですが、産休に入った2018年夏頃にふと思い出してネットで調べてみたら「めちゃくちゃ重要やん!!」と焦って学童探し(学活?)を始めました。
保活は市が待機児童ゼロを掲げている事や世間でも保育園探しに注目が集まっていたこともあり、それなりに情報があったけれど、学童については情報がほんと少なくて、何を基準に探したらよいのか、どこにコンタクトをとればよいのか手探りで進めていました。
これから学童を探す方の参考になれば、と思ったので学童の種類・申し込み方法・先輩家庭の学童活用例をご紹介します。
(川崎市に特化した内容も含まれています)
【もくじ】
1.学童には公営と民間がある
川崎市の公営学童
川崎市には「わくわくプラザ」という公営の学童があります。
ポイントとなる事項についてピックアップしました。
・小学校の敷地内にわくわくプラザが設置されている
・小学校1年~6年生まで利用可能
・定員はなし(希望すれば原則全員が利用可能)
・月曜~金曜:放課後~18:00まで
土曜:8:30~18:00まで
夏休み・冬休みなどの学校休業日:8:00~18:00まで
※月曜~金曜は18:00~19:00まで延長可能(その場合の費用は月額2,500円)
延長をする場合は保護者のお迎え必須
・費用は無料(18:00~19:00まで延長をする場合は別途上記費用が必要)
メリット
・希望すれば全員利用できる。
・費用が無料(延長の場合は費用がかかるが民間に比べて安い)
・学校の敷地内にあるので安心
・学校の友達と遊べる
デメリット
・学校の宿題をあまり見てもらえない(わくわくプラザのスタッフの方によるのかも)ので子供に勉強する習慣がつかない。親が仕事から帰宅した後に宿題を見るのは親も子供も負担が大きい
・利用人数が多いのでおもちゃの取り合いになる
・わくわくプラザのスタッフの方と子供の相性が良くない場合もある
民間学童
企業が運営している学童。私が住んでいる武蔵小杉周辺にもいくつかあり、今後も新たに学童が開設される予定もあるとか。
いくつか見学に行きましたが、学童によって、運営方針・プログラム・費用など結構違いがありました。(また後日見学レポを書こうと思います)
武蔵小杉にある主な民間学童は下記
・Kids Duo新丸子
・キッズベースキャンプ
・アフタースクール ワイズ
・Kids home
・スマイリーキッズ
・キッズスクエア
メリット
・(学童によっては)学校から学童まで、学童から自宅までの送迎サービスがある
中には、学童~習い事、習い事~自宅までの送迎を行ってくれるところも有
・宿題をみてくれる
・英語学童だと子供の英語力を伸ばせる
・学童で習い事プログラムを用意してくれているところも有
デメリット
・お金がかかる。オプションなどを追加するとさらに高くなる。
・通っている子たちが異なる小学校からきているので、仲の良い友達と遊べない
・学童によっては外遊びをあまりしていないところもある。
2.どうやって申し込むの?
川崎市の公営学童の場合
・年単位での申し込み。前年3月に翌年分の申し込みをする(年度途中からの申し込みも可能)
・新入学の方は入学前年度の2月頃に行われる小学校入学説明会のときにわくわくプラザ申し込み方法についての説明有
・18:00~19:00の延長学童を希望する場合は前月末までに翌月分の延長学童を申し込む
民間学童の場合
私は以下の手順で申し込みを進めました。
1.まず通学したい学童に電話。学童予約を考えている事、見学をしたい旨を伝え、見学の予約をとる。(この時、すでに申し込み予約で募集人数が埋まっていて見学を断られることも有)
学童によっては年中から、もしくは年長からの予約しか受け付けていないところなどもあるので、まずは学童に電話して聞いてみる。
2.見学時に確認したい事項をあらかじめまとめておく
私が確認をしたのは、運営方針、プログラム、費用、送迎、長期休暇中の対応、ご飯・おやつの対応、学童に通っている小学生の学年など。
3.見学をして申し込みたい学童が見つかれば、予約したい旨を伝え必要書類の提出・予約金の支払いをして完了
3.みんなは学童をどう使っているの?
・公営と民間学童の併用
週2日は公営学童、残り3日は民間学童と使い分けている家庭が多かったです。ずっと同じ学童だと子供も飽きてしまうんだとか。
もしくは、週2日習い事、残り3日は民間学童(or公営学童)としている家庭も。
・小学1年生のうちは学童、2年生以降は週2,3日学童・あとは自宅
一人での通学・帰宅になれた小学2年生からは子供一人で帰宅させて、学童は週2,3日だけ通う、という家庭もありました。
子供が大きくなるとあまり学童に行きたがらないんだとか。(なんででしょうね。自由に遊べないから?)
公営・民間問わず、学童に行きたがらなくなってきたら、新たな学童やインターナショナルスクールがやっているアフタースクールクラスに通わせる、というようなご家庭もありました。
4.まとめ
人気の民間学童は子供が年少のうちに予約で埋まってしまいます(4,5月くらいには埋まってしまう)。
中には2,3つ民間学童を確保しておいて、小学校入学時に1つに絞る、もしくは2つの学童に通わせる、というようなご家庭もあるそう。
(武蔵小杉はリッチな人が多いですね。。)
ですので、年少に上がる前に見学などをスタートさせておくと焦らずに済みます。
民間学童を予約するか、どのように学童を活用するかを考えるにあたり、まずは子供の教育方針・どのように育てていきたいか・何を学んでほしいか、を考えたうえで選ぶことが大切になります。
年少の時期から夫婦間で話し合っておくとよいかもしれませんね。
【おまけ】わが家の場合
「教育方針を考えたうえで」と書いておきながら、ぶっちゃけ我が家に明確な教育方針があるわけではありません。。(すいません)
ただ、子供には好きなことを思いっきりやって欲しい、正解の無い世の中を生き抜くために自分で考える力をつけてほしい、と思っています。
そのために親として出来るのは、多くの経験をさせてあげること、子供を支援し、支えることで自己肯定感を高めること。
夫に学童の話をしたら、「公営の学童でいいんじゃない。たくさん遊べるし」との返答でした。
確かに思いっきり遊ぶのは大切。
でも、考える力を育てるには基礎となる学力も重要だと思います。
(学力無いけど考える力があるって聞かないし)
なので公営、民間学童の両方を利用する予定です。
実際に民間学童を見学した際のレビューです。
民間の学童はプログラムもサービスも充実してますね。お高いですけど。
「いやいや、学童の前にまず保活っしょ」という方はこちらをどうぞ。